2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

make 改訂版(3章)

サフィックスルールとは 特定の拡張子を持つコンポーネントから、別の特定の拡張子を持つターゲットを作成するルール サフィックスルールで使える拡張子は、.SUFFIXES行で定義する 基本的なサフィックスルールは、makeにあらかじめ定義されている。 makeにあ…

make 改訂版(序文, 1, 2章)

序文 makeとは? Makefileやあらかじめ定義された規則にそって、シェルが実行するコマンド列を生成するコマンドジェネレータ 1章 簡単なメイクファイルを書く make を実行した結果出来上がるものをターゲット、ターゲットを作るために必要なものをコンポーネ…

引き続き「UNIXプログラミングの道具箱」(man/doxygen)

man UNIXコマンドのオンラインマニュアルを表示するコマンド man の使い方は man [オプション] [章番号] 単語 内部動作は、nroff(groff)の形式で記述されたドキュメントを整形して、出力をlessなどのページャに渡して表示する man を実行し、別端末で ps で…

引き続き「UNIXプログラミングの道具箱」(GDB/DDD)

デバッグ用のツール、GDBのGUI版がDDDGDBを使ってデバッグするには、コンパイル時に -g オプションをつける必要あり gcc -o foo -g foo.c デバッグを開始する時は、gdb コマンドの引数に実行ファイルを指定する gdb foo 引数は、gdbのプロンプトに入ってから…

引き続き「UNIXプログラミングの道具箱」(CUnit/CppUnit)

単体テスト用のライブラリ ライブラリ名 対象言語 CUnit C CppUnit C++ JUnit Java PyUnit Python テスト駆動型の開発モデル 仕様を決める 関数やデータ構造を決める テストケースを作成する 実装とでデバッグ 実装よりも先にテストケースを作成して、テスト…

引き続き「UNIXプログラミングの道具箱」(RCS/CVS)

どっちもバージョン管理システム。 GitとかMercurialとかの仲間って感じなのかな。 どれも、名前だけは聞いたことがある。 バージョン管理システムの基本は、ファイルに対して、 『いつ』、『誰が』、『どんな変更を加えたか』を管理すること。いろんなバー…

引き続き「UNIXプログラミングの道具箱」(Autoconf)

環境設定用のヘッダファイルを自動生成するconfigureスクリプトを生成するツール configureスクリプトを使うとコンパイル環境に合わせたMakefileが自動的に生成できてプログラムの可搬性が向上するconfigureスクリプトを使ったMakefile生成の流れは configur…

引き続き「UNIXプログラミングの道具箱」(make)

自分でMakefileを書いたこともあるけど、サンプルのコピペで全く内容を理解できていなかった。 make Makefileには、次の構文で記述する。 ターゲット [ ... ]:[依存コンポーネント [ ... ] ] コマンドターゲットは生成したいファイルで、依存コンポーネント…