入門GNU Emacs(9章)
CEDET
Collection of Emacs Development Environment Tools の略で、プログラミング支援ツール。
Emacs23.2では標準で搭載されている。
CEDETには以下のようなツールが含まれている
ツール | 機能 |
---|---|
Projects | プロジェクト(EclipseやVCとかのプロジェクトと同じ)を作成する |
Smart Completion | 動的補完 |
Symbol References | シンボル参照(etagsみたいなもの) |
Code Generation | テンプレート作成(自動コード作成) |
UML Diagrams | UMLダイアグラム作成 |
Smart Help/Jump | よくわかんない。。。 |
CEDETの一部じゃ無いけど、ECB(Emacs Code Browser)を導入すると、Emacs が IDE のような見た目になる。
導入
sourceforge から tar.gz をダウンロードしてきてせっせとmake、数分かかる
[kobakoba0723@fedora13-intel64 cedet-1.0]$ make EMACS=/usr/bin/emacs ..... make[1]: ディレクトリ `/home/kobakoba0723/cedet-1.0/tests' から出ます [kobakoba0723@fedora13-intel64 cedet-1.0]$
設定
CEDETのサイトの簡単設定ガイドに載ってる設定を.emacsに
(load-file "~/cedet-1.0/common/cedet.el") (global-ede-mode 1) ; Enable the Project management system (semantic-load-enable-code-helpers) ; Enable prototype help and smart completion (global-srecode-minor-mode 1) ; Enable template insertion menu
出来た出来たと思ってpythonのコードを開いてみたものの、各種機能を使うためのキーバインドがわかんない。
ドキュメントやガイドページも眺めてみたが、正直言って何がわからないかわからない状態。
少なくとも.emacs(emacs lisp)については全く訳が分からない。
後の章でemacs lispの話が出てくるから、それをやってから戻ってくるかな。
元々はPythonの開発環境をEmacs上に構築したいっていうのが始まりだったりするから、
CEDETにこだわらず他の開発環境でも良いんだよなぁ。
とはいえ、折角CEDETを使ってみようと思ったんだから、もう少しジタバタしてみるかな。
参考ページ
Collection of Emacs Development Tools Homepage
A Gentle introduction to Cedet
- 作者: Debra Cameron,James Elliott,Marc Loy,Eric Raymond,Bill Rosenblatt,宮下尚,半田剣一,新井貴之,鈴木和也
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2007/03/12
- メディア: 大型本
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